2018年07月31日

活動告知 8月2日

DSC03626.JPG
8月2日に写真部の活動を再開します。時間は19時30分からとなります。
基本的には、基本的な話をする回になります。
興味のある方は是非!

posted by 薔薇迷写真部 at 22:58| Comment(0) | 告知

薔薇迷写真部 上達のための用語集 初心者向け

せっかくの写真専用機のカメラなので、できればスマホなどよりも綺麗な写真を撮りたいものです。
ここでは、より写真を上手に撮り、撮影の幅を広げるために必要な項目をまとめてみます。

@カメラ本体について

カメラを手に入れる
最近のカメラは、ほとんどがデジカメになっています。値段は何千円〜何百万円と幅広くありますが、その中からの選択になります。
ここ数年のものであれば、状態の良い中古を買うことも選択肢の一つです。
ミラーレスカメラならば、ファインダーのずれ(パララックス)なども無いため、購入後のピントが合わないとかのトラブルも少なめです。

カメラの種類
ここではデジカメについての説明をします。
まず、大まかに見ると、レンズを交換できるレンズ交換式カメラとレンズ固定式のコンパクトデジカメ(コンデジ)に分けることができます。
まずは自分が何を撮りたいかでこれを決めることになりますが、表現により大きな幅を持たせたい場合はレンズ交換式カメラを最初から買ってしまうほうが安上がりかもしれません。

レンズ交換式カメラの種類
最近のレンズ交換式カメラのメジャーなものを大きく分けると、光学ファインダー(OVF)を搭載したデジタル一眼レフカメラと光学ファインダーを持たないミラーレスカメラの2種類が存在します。ミラーレスカメラには、OVFの代わりに、電子ビューファインダー(EVF)を搭載するモデルが存在します。

デジタル一眼レフカメラ
昔ながらのOVFを搭載したデジカメです。これは、映像を撮影するためのセンサーに映る像ではなく、レンズから入る像の情報をミラーで反射させ、プリズムやミラーで光を屈折させてファインダー(像を覗く部分)から覗くタイプのものです。古くからあるマウント(レンズを取り付ける部分)を搭載したものが多いです。
そのため、過去から継承する専用レンズの種類が多くなっています。
EVFのように常に電気を消費するカメラではないため、電池の持ちは良い傾向があります。ただし、ファインダーを見ながらのマニュアル撮影等では、パララックスの存在や拡大ビュー表示がないため、厳密なピント合わせが難しいという点もあります。
ファインダー像=光の速さに伴う遅延ということになりますので、星でもない限りほぼ遅延が無いため、思ったタイミングで動くものを撮影できます。

ミラーレスカメラ
ミラーとOVFが基本的に無く、センサーに映る像そのものを見ながら撮影するタイプのカメラです。コンデジや、スマホのカメラ等も、厳密に言えば、この種類に属します。
つまり、現代では一眼レフよりも馴染みの深いカメラと言えるかもしれません。
以前は、電子ビュー(液晶画面やEVF)の情報の遅延や解像度の低さ、オートフォーカスの遅さ等で、動くものの撮影を特に苦手にしてきましたが、最近は技術の進歩で、人の感覚では分からないほどに情報の遅延は無くなり、オートフォーカスも像面位相差AFの搭載やコントラストAFの進化等で差は無くなってきました。
拡大ビュー機能やリアルタイムで撮影出来る明るさを見ながら撮影できる等、利点は大きくなってきています。
電池の持ちは、一眼レフより劣るものの、本体が小さく軽いことを含め、その他の利点が多いため、これからカメラを買うならばこちらをおすすめします。
豊富なマウントアダプターの存在で、過去の多くのメーカーのレンズを使用することが出来るのも利点です。

つづき
posted by 薔薇迷写真部 at 22:53| Comment(0) | 部長の独り言

2018年07月15日

NEEWER 35mm F1.2

当方、病気で入院したりしてで、すっかり写真部の活動を休んでおりました。
現在も体調不良でして、全力で何かするとかそういうのは出来ない状態であります。
そうなんですが、気になっているものがありまして、それは中国のレンズだったりします。
で、まったくノーマークだったわけですが、こんなの見つけました。

NEEWER 35mm F1.2PK1N0487.jpg
NEEWER(ニーワー)・・ここって、格安の撮影機材を売っているメーカーで、けっこうお世話にはなっておりました。
なんですが、レンズといいますと、あまり知らないといいますか、知っていても35mm F1.7というのしか知りません。中華レンズを手に入れたのはこれが初めてでして、当然ながらそれも持っていません。35mmのF1.7というスペックが、もはや一般的で、興味がわかなかったというのもあります。ですが、ベンチマークはともかくとして、ネットとかの一般票としては評価が高いようです。もちろん、コストに対しての性能とか味とかいう意味でしょうが・・
NEEWER 35mm F1.2と同じスペックのレンズとしては、同じく中国の 七工匠 7artisans 35mm f1.2 というのがあります。そちらはけっこう売れているのか、撮られた写真もけっこうアップされていまして、基本性能はともかく、妙にフィルムっぽい変に説得力のある写真がけっこうアップされていたりするわけです。
中国では、OEMでいろんなブランドから同じレンズが出ているようですが、これは鏡筒から違いますし、光学系は知りませんが、全体としましては別のレンズのようです。七工匠のほうのレンズは18000円少々なんですが、NEEWERのほうはと言いますと、なんと1万円程度という破格値!クラス最安値、しかも大幅に安いという爆安レンズということになります。それって開発費のもとが取れるのか??それともやはりレンズの中身は七工匠と同じなのか?なんだかよく分かりませんが、8000円も安いということは何かありそうな気もします・・恐ろしく性能が低いとか・・
しかしまぁ、この手のレンズに高性能を求めるのには無理があります。
低性能?ドンと来いです。
こういうF1.4より上の超ハイスペックなものでまともなものが欲しい方は、同じAPS-Cならば、現状では韓国のサムヤン Samyang 35mm F1.2 ED AS UMCあたりを買うのがよろしいかと・・値段は5倍・・それでもスペックからすれば安いのですから・・

PK1N0491.jpg
しかし、このレンズ、質感は良いです・・最初の印象は、え!?いいかも・・でした。外装はすべて金属製っぽいです。
※フォーカスリングの動きも滑らかだし、TAKUMARあたりと遜色ありません。絞りは、クリックの無いタイプで無段階に動きます。動画等を撮影するとき便利そうですね。
しかし、このレンズ、本当に情報がありません・・NEEWERのサイトを見ても、なんだかよく分かりませんし、仕様表の細かいスペック情報が間違っているような気もします。
フィルター径は43mmではなくて49mmです。逆に、49mmだと他にも沢山ありますので、フィルターやフードの使いまわしができて助かりますが・・
同梱の取説を見ると、英語と中国語なんですが、レンズは4群7枚 絞り羽枚数8枚 F1.2-F16 最短撮影距離0.3m フィルター径49mm サイズ59X38mm 重量195g とあります。こちらのほうが正しそうですね。
この情報が正しいとなると、レンズ構成が7枚とあるので、6枚の7artisans 35mm F1.2とは別物の光学系ということになりますね。

※動画用としてはフォーカスリングは重めかもしれません。その後VG20に付けたところ、マウントのあそびがやや大きいため、フォーカスを反対に回したときにカチッと小さな音が鳴ってしまいます。絵そのものは動画向きではあると思うのですが・・

PK1N0496.jpg
被写界深度目盛がありませんね・・7artisans 35mm F1.2に劣る点です。あと最初の写真を見ると分かりますが、キャップにメーカーロゴもありません・・こういったところもコストダウンに貢献しているんでしょうね。

PK1N0506.jpg
メーカーサイトの仕様票では9枚と書いていましたが、絞り羽根はやはり取り扱い説明書どおり8枚でしょうか?メーカーサイトのほうは7artisans 35mm F1.2のスペックシートをコピペしてるんじゃないでしょうか??やはり、廉価バージョンとしてのOEMということにして、基本部分は同じものだと勘違いしてるということなのでしょうか??ともかく、情報が上手く伝わっていないということは、なんとなくわかります。
当方も、ネット上のスペック情報から、たぶん同じもののデザインを変えて出しているだけだろうと思っておりました。
そして絞りは円形ではありません。ここも7artisans 35mm F1.2に劣る点でしょうか・・あと、デザイン的にも七工匠のほうが好きではあります。

PK1N0493.jpg
金属マウントですが、電子接点も何もありません。マニュアルフォーカスレンズです。使う場合は、カメラ本体の設定を変えないといけません。レンズ無しレリーズを適用する必要があります。このあたりは、オールドレンズを使っている方は何の苦労もしなくてすむでしょう。
後玉の大きさは、この程度、APS-Cでミラーレスだと、この程度で収まるということでしょうか?フルサイズの一眼レフだとこうはいきません。F1.2は本当にギリギリの選択かと・・
APS-Cミラーレスだと、更に大口径のレンズも可能な余裕がありますね。

PK1N0490.jpg
大きさ比較です。左から、Super TAKUMAR 35mm F3.5/NEEWER 35mm F1.2/SMC PENTAX-FA 35mm F2/Samyang 35mm F1.4 as umc となります。
他はフルサイズ用ではありますが、NEEWERはスペックの割に小さいと思います。タクマー35mmと同じぐらいでしょうか?
現代で、大口径で高性能だと、右のサムヤンぐらいの大きさが割と一般的になってきたように思います。
当然ですが、画質的なライバルは、この中ではオールドレンズのTAKUMARだけでしょう。NEEWERは明るい分表現力の幅はあるでしょうが、解像とかは厳密にチェックしたら劣るかもしれません。でも使ってみないことには未知な部分ではあります。

PK1N0500.jpg
α7Uに付けてみました。なかなかよく似合っていると思います。
このレンズはAPS-C用なので、カメラの設定を変えてクロップして使わなければなりません。1000万画素ほどになります。まぁ十分でしょう。出来ればローパスレス機のほうがレンズの素性がよく分かるかもしれません。
もう一つ重要な事ですが、こういった電子接点をそなえないマニュアルフォーカスレンズを使う場合には、設定で、レンズなしレリーズを許可する必要があります。
この件を理解していない人は、かなり多いようです。

PK1N0503.jpg
お出かけ用にフードを付けました。似合いますね・・
これで、斜めからの逆光にある程度強くなります。中国のレンズは逆光に弱いと聞きますし・・
NEX 3もあるのですが、手ぶれ補正が無いのと、シャッタースピードが足りないということで、とりあえず、これで撮影してみることにします。

※2019/5/25 追記 テスト写真をチャートに切り替えました。各写真はクリックで拡大します。
ピクセル等倍鑑賞が可能です。
チャートが4:3なので、上下が切れていますが、ある程度は参考に出来ると思います。

DSC01349.JPG(SONY NEX-6/NEEWER 35mm F1.2 [F1.2])
このレンズの歪みは際立つほど無いことが分ります。ここまで優秀とは、ちょっと驚きです。F1.2のスペックのレンズとしては非常に優秀に見えます。周辺減光も、レンズの明るさを考えると少なく優秀です。
問題点は、このもやがかかったような、透明度でしょうか?
解像そのものは、絞り開放からしていることが分ります。

DSC01350.JPG(SONY NEX-6/NEEWER 35mm F1.2[F2.0])
だいぶ透明感が上がりました。

DSC01351.JPG(SONY NEX-6/NEEWER 35mm F1.2[F2.8])
だいぶしゃきっとしました。
透明感の問題は無くなりました。
ここで気がついたことですが、このレンズの中央の解像のピークは意外にもF2~F2.8ぐらいかもしれません。絞ることでピントが移動したということも考えられますが・・あとで再測定してみます。

DSC01353.JPG(SONY NEX-6/NEEWER 35mm F1.2[F4.0])
ここで、描写として問題の無いレベルに。
このレンズは値段の割に、色収差も少ないかもしれません。周辺はまぁ仕方がないですね。それでも、他の安価なレンズと比べると優秀です。

DSC01354.JPG(SONY NEX-6/NEEWER 35mm F1.2[F5.6])
紙の粒子が見えるレベルで解像しています。花などを撮るときはこの付近が最も綺麗に見えるかな?

DSC01355.JPG
(SONY NEX-6/NEEWER 35mm F1.2[F8.0])
おそらく、このレンズの最高画質はここでしょうか?全体の安定感を得るならばここです。

DSC01356.JPG
(SONY NEX-6/NEEWER 35mm F1.2[F11])
周辺画質はここで際立ちます。片ボケも無く、個体としては当たりを引いたようです。

DSC01357.JPG
(SONY NEX-6/NEEWER 35mm F1.2[F16])
回折現象の影響が出てきて、再びもやがかかったような画質になります。

途中、絞りによる若干のピントの移動を確認しましたので、美味しそうな部分だけ再測定してみます。開放からF2.8付近でピントの移動があるようですが、MFでミラーレス用なので、基本実用的な問題はないでしょう。

DSC01373.JPG
(SONY NEX-6/NEEWER 35mm F1.2[F2.8])

DSC01374.JPG
(SONY NEX-6/NEEWER 35mm F1.2[F4])

DSC01375.JPG
(SONY NEX-6/NEEWER 35mm F1.2[F5.6])

DSC01376.JPG
(SONY NEX-6/NEEWER 35mm F1.2[F8.0])

DSC01378.JPG
(SONY NEX-6/NEEWER 35mm F1.2[F11])
中央付近は鋭く解像していることが分りました。いくらかの像面湾曲はある模様。
やはり、最もパフォーマンスが高いのはF8付近に見えます。

このレンズの光学系は歪みもほとんど無く、実は優秀かもしれません。問題はコーティングでしょうか?
コーティングをリニューアルして出せば、かなり化けるのではないかと。

こんな感じではありますが、立派なチャートでもないので、参考程度に・・測定したカメラも中華レンズ専用に購入したNEX-6です。ローパス有りなので、ローパス無しの機種が出たら、もっと解像するかもしれません。
ただ、こういった傾向はオールドレンズによく見られる感じで、絞りを開くとフワフワ、絞るとシャキっとするのはお馴染みのものですね。これは現代のレンズではありますが・・
何となく使えそうな気がしてきました。

DSC03626.JPG
(SONY α7U/NEEWER 35mm F1.2/絞りf2)
ん!今までのどのレンズとも違う写り!好きな感じです。




【代引不可】NEEWER 35mm F1.2大口径レンズ Sony Eマウントミラーレスカメラに対応【並行輸入品】【05P03Dec16】

価格:6,319円
(2019/5/10 14:16時点)
感想(2件)





つづき
posted by 薔薇迷写真部 at 21:39| Comment(0) | 中華レンズ