2019年01月26日

SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL

PK1N0022.jpg
何故か分かりませんが、当方の日記ブログの検索で、このSIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm MACROの検索が、やたらと多いことに気が付きました。
検索してくる方には、おそらくこのレンズが果たして使えるのか?とか改造ベースで考えている方も多いのではないかと予測します。
当方、デジカメからまともなカメラはデビューしたわけですが、始めた当初、最初に思ったのは、「レンズが高い!」でした。
正直、レンズが本体より高いって何なの?とか思ったわけです。
そんな中、よく見かけたレンズが、これの旧式だったと思うのですが、とにかく安かったように覚えています。
下手をすると、500円とかで手に入るわけで、これは買うしかないでしょう!
と何本か買いました。
その中のほとんどは、何らかの改造ベースとなって、その後破損してしまったりしたのですが、この最終型だけは、綺麗に残しておきました。
というのも、レアなSIGMA SAマウントだったからです。

PK1N0025.jpg
SIGMA SD Qattro Hに取り付けてみました。
なかなか似合っています。赤いラインが、なんちゃって高性能レンズのような感じに見えます。
個人的に、このレンズのデザインは好きなほうです。
28-80mmという焦点距離は、フルサイズ用の標準ズームであることを標しています。
SIGMA SAシリーズ等に付いてきた、いわゆるキットレンズの類で、だいたいそのくらいのビルドクオリティーといった感じです。
しかし何ですね・・フォビオンのような特殊なセンサーがあるならまだしも、フィルム時代に、あえてシグマのカメラを買っていた人もいるということですね。

PK1N0027.jpg
背景の色がいつもと違う?いえ、これ日本製だからです。一応赤は中華のイメージでしたので、青にしてみました。日本メーカーで、製造は中国とかどうしようかな・・まぁ青でいいか。
久々に付けて動かしてみたら、AFがビュンビュン音が鳴ります。中のゴムが、少し硬化してるんでしょうか?しばらく動かしてたら、音はうるさいながら、静かになりました。機械も、たまには動かしてやらないと壊れてしまいますよね。
それにしても何ですね・・昔は日本でもこんな安いレンズが出ていたのに驚きです。実際の値段は知りませんが、日本製だけに中華よりは良いのでしょうか?それとも、やはり値段なり?

PK1N0032.jpg
被写界深度目盛が付いています。しかし、これでは広角ぐらいしか分からんのです。
左側にマクロ用のスイッチがありまして、80mmでハーフマクロ撮影が可能となっています。中の部品を少し加工することで、全域マクロも可能です。
ですが、ホコリが入りやすくなるので、長く使うなら、やめておいたほうが良いかもしれません。
けっこう初心者でも、何でも撮影できるよう、便利な作りになっています。

PK1N0041.jpg
なんと、この型は花形フードが付属しております。
しかし、なんだかしょぼいですね・・もう少し大きくても良さそうなバランスです。
今回、初めてSIGMA SD Qattro Hに付けてみたのですが、大きさのバランスは非常に良いですね。デジタルのことを考えると、これは本当にフルサイズ用なのか?と思ってしまいます。
APS-Cのキットレンズを付けているような感じで、今や、シグマでこのような軽くてお手軽なレンズは無いのです。

さて、撮影でもしてみましょう。

SDQH0479.jpg
(SIGMA SD Qattro H/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF8])
ぱっと見悪くありません。広角側での撮影です。中央の解像は、なかなかのものです。
もちろん、カメラのセンサーサイズがAPS-Hなわけで、中央がトリミングされた状態になっています。
コントラストも悪くないような気がします。 SD Qattroそのものがコントラスト高い絵になってしまうので、分からないといえばそうなのですが・・




《新品》 SIGMA (シグマ) sd Quattro[ ミラーレス一眼カメラ | デジタル一眼カメラ | デジタルカメラ ][小型軽量レンズ交換式カメラ特集]【KK9N0D18P】

価格:64,260円
(2019/2/17 01:06時点)
感想(0件)








SDQH0488.jpg
(SIGMA SD Qattro H/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF8])
きりっとした感じですね。寒色系で、シグマらしい写りです。このあたり、今でも引き継がれている傾向の絵ですね。
普通のスナップなら、大きな問題も無さそうな気もします。
昔のレンズらしく、F8まで絞って撮影です。
このころのレンズって、とりあえずF8にしとけば問題ないという傾向があるような気がします。

いえ、こうして見ると悪くないような気もするのですが、本当にそうなのでしょうか?
いつものごとく、壁でも撮ってみます。

まずは広角28mm 絞り開放から
DSC07797.JPG
(SONY α7U/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF3.5])
フルサイズ用なので、フルサイズカメラに付けてみました。MC-11を使えばSIGMAのAFレンズも撮影可能です。
といいますか、これ・・周辺完全にケラれてるじゃありませんか。。
これだと、APS-Hは理想と言える感じです。フルサイズ用とは言えません。
古いレンズで、レンズプロファイルも無いので、歪みも周辺減光もこのままです。デジタル補正があれば、あるいは使えそうな気がしたので、頑張ってプロファイルでも作ろうかとも思いましたが、ちょっとやる気を無くす結果に・・
中央はけっこう解像していますが、周辺はかなりダメですね・・

DSC07798.JPG
(SONY α7U/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF5.6])
一段とちょい絞りました。黒いのを隅に追いやりましたが、いや、黒いですね。
周辺の解像もまだまだです。

DSC07799.JPG
(SONY α7U/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF8])
ちょっ!ホワイトバランスは日陰で固定してるはずなんですが、とんでもなく寒色に変化してしまいました。というか、ここまでのは初めて見た気がします。
周辺は見れるようになってきましたが、左が片ボケかな?でも、 SD Qattro Hだと右が片ボケしていたような・・マウントの誤差かな?それとも精度の低さでムラのように部分でボケているんでしょうか?この症状は、SIGMAのレンズでは何度か経験しています。
この絞りだと、だいぶ使える画質にはなってきています。

DSC07800.JPG
(SONY α7U/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF11])
隅の黒いのをかなり追いやりました。
まぁ、細かいことを気にしないのならば、使える画質です。

DSC07801.JPG
(SONY α7U/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF16])
ここで血色が戻ってまいりました。体調不良だったのか?絞ることで、血流が悪くなっていたのか?という印象でしたが、更に絞ると、また色が暖色系になりました。
回折ボケが出始めですかね?

ここから50mmです。
DSC07803.JPG
(SONY α7U/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF4.5])
ここだけ見ると、歪みも少なくて立派なレンズに見えてしまいます。
ちなみに、このレンズは、50mmで全長が最も短くなります。
周辺は、やや甘めではあるものの、開放から使えそうな雰囲気です。
35mm付近は撮影しませんでしたが、このレンズは、フルサイズでは35-80ぐらいの感覚で使うと良いのかもしれません。

DSC07804.JPG
(SONY α7U/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF8])
開放絞りが中途半端だったので、F5.6は撮りませんでした。
なかなかに立派な画質です。1000円で購入したとは思えません。
50o付近は安心して使えそうな雰囲気です。

DSC07805.JPG
(SONY α7U/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF11])
F8と変わらないようですが、全体の均一性では増したような気がします。

DSC07806.JPG
(SONY α7U/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF16])
また血色が悪くなってきました。ですが、使える画質です。回折で若干解像は落ちている?

ここから80mmです。
DSC07807.JPG
(SONY α7U/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF5.6])
このレンズ、テレ端でマクロが使える設計だからなのか、写りは悪くありません。
収差は非常に弱い糸巻き型に見えますが、問題にならないレベルに見えます。

DSC07808.JPG
(SONY α7U/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF8])
全体で、均一性が高い画質。特に問題は感じません。

DSC07809.JPG
(SONY α7U/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF11])
より切れ味が上がったように感じます。

DSC07810.JPG
(SONY α7U/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF16])
若干解像は落ちたものの、十分使えるレベルです。マクロ撮影で被写界深度稼ぎで生きるかもしれません。

全体的に言えば、ワイド端に大きな問題があるという感じですが、フルサイズで使わないのであれば、ワイドから使える感じです。
フルサイズでも28oを避ければ、それほど大きな問題のあるレンズには見えないので、現在の中古市場価格を考えると、なかなか良い選択なのかもしれません。
ただ、他のレンズがあるのならば、あえて使う意味は、簡易マクロと小型軽量という二点でしょうか?

とまぁ、描写の問題はこのくらいですが、昔のシグマといえばこちら。
SDQH0482.jpg
(SONY α7U/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL)
太陽は、けっこう高い位置にありますが、それでも太陽の方向を向けば、このような感じで白い画面になってしまいます。
フレアなんですが、あまりにも激しいので、何か違う呼び方をしたいレベルです。正直、中華レンズとか比になりません。
現在のシグマのラインだと考えられない事ですが、ほんの10年ほど前まで、けっこうこういうのがありました。

ですが、色々と美味しいところだけを使えば、それなりに使えそうです。

SDQH0497.jpg
(SIGMA SD Qattro H/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF8])
こちらの画像は、クリックで等倍鑑賞可能です。
αとは反対方向が片ボケになっています。マウントが傾いているのかなぁ・・それともMC-11に問題があるのか・・
周辺以外はキリッとした写り。
A4ぐらいなら綺麗にプリントできるのではないでしょうか?

SDQH0508.jpg
(SIGMA SD Qattro H/SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6mm HF MACRO ASPHERICAL[絞りF8])
こちらも等倍鑑賞可能です。
コボウシインコのドリヤマさんのアップです。
マクロ機能で撮影しています。
まずまずな感じです。

今回は、ざっとこんな感じ。マイナーではありませんが、注目されているのかされていないのか分からない機材で少々遊んでみました。
気が向いたら、また日の目を見そうにない機材のレビューでも書いてみようかと思います。






posted by 薔薇迷写真部 at 20:45| Comment(0) | 部長の独り言
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: